仙台医療センター 阿部憲介先生(薬剤師)

「モバ録」は、患者さんや医師とのスムーズな情報共有にとても役立っています

高度政策医療施設、救命救急センター、宮城県災害拠点病院等として政策医療や地域医療を担っている宮城県仙台市の仙台医療センター。薬剤師の阿部先生は、血友病患者さんがスムーズに治療を行えるように、患者さんと医師と緊密に連携を取りながら服薬指導を進めています。
阿部先生が導入し、管理している「モバ録」は、三者間のコミュニケーションをより円滑にしています。

「モバ録」をきっかけにアドヒアランスが向上

毎月の輸注記録が図やグラフでまとめられ、病院に自動送信されます。データは電子カルテに取り込むことができ、医師との情報共有もスムーズに行えます。

当院では、「モバ録」導入前までは患者さんの約半数が輸注記録をつけておらず、外来時の提出率も高くありませんでした。記録をつけている人も、その方法は手帳やパソコンなどさまざまで、外来への持参を忘れてしまうケースもありました。患者さんは1〜2ヶ月間隔で受診されることが多いのですが、その間にどのように注射を行ったかという情報は、輸注記録がなければご本人の記憶を頼りにするほかなく、不便さを感じていました。

「モバ録」を知り、魅力を感じたのは、毎月の輸注記録が図やグラフとして見やすくまとめられ、病院に自動送信*される点です。そのデータを電子カルテに取り込めば医師との情報共有もスムーズに行えますし、輸注状況が正確に把握できるため、出血時に適切な量を投与しているか判断する材料として有用な点が医師からも好評です。

一方で患者さんからは、「これまでは注射した日時をよく忘れていて不安になることもあったが、『モバ録』で記録するようになってそれがなくなった」という感想があります。また、定期補充療法をしている患者さんの中には、「モバ録」による記録が習慣化したことで他の病気の服薬まで規則正しくなるなど、アドヒアランスが向上した方もいます。患者さん自身の体調改善に影響を与えているこれらの事例は、「モバ録」の導入によってもたらされたメリットといえるのではないでしょうか。

毎月の輸注記録が図やグラフでまとめられ、病院に自動送信されます。データは電子カルテに取り込むことができ、医師との情報共有もスムーズに行えます。

当院では、「モバ録」導入前までは患者さんの約半数が輸注記録をつけておらず、外来時の提出率も高くありませんでした。記録をつけている人も、その方法は手帳やパソコンなどさまざまで、外来への持参を忘れてしまうケースもありました。患者さんは1〜2ヶ月間隔で受診されることが多いのですが、その間にどのように注射を行ったかという情報は、輸注記録がなければご本人の記憶を頼りにするほかなく、不便さを感じていました。

「モバ録」を知り、魅力を感じたのは、毎月の輸注記録が図やグラフとして見やすくまとめられ、病院に自動送信*される点です。そのデータを電子カルテに取り込めば医師との情報共有もスムーズに行えますし、輸注状況が正確に把握できるため、出血時に適切な量を投与しているか判断する材料として有用な点が医師からも好評です。

一方で患者さんからは、「これまでは注射した日時をよく忘れていて不安になることもあったが、『モバ録』で記録するようになってそれがなくなった」という感想があります。また、定期補充療法をしている患者さんの中には、「モバ録」による記録が習慣化したことで他の病気の服薬まで規則正しくなるなど、アドヒアランスが向上した方もいます。患者さん自身の体調改善に影響を与えているこれらの事例は、「モバ録」の導入によってもたらされたメリットといえるのではないでしょうか。

「モバ録」は、患者さん・医師・薬剤師をつなぐ潤滑油

阿部憲介先生

当院では、多忙な医師をサポートするために、私を含めた2名の薬剤師が患者さんと医師との間に入り、コーディネーターのように活動しています。例えば、外来の待合では患者さんと雑談を交えて近況などをうかがい、伝えるべき情報が出てきた場合は診察時に医師へ伝達します。また、患者さんへの薬剤に関する説明は薬剤師が行い、必要があれば診察後に服薬指導室でさらに詳しく話すようにしています。「モバ録」は約1年前に導入しましたが、単に「モバ録」への登録を依頼するのではなく、輸注記録の大切さをまとめた説明文を添え、情報提供の一環として「モバ録」の使用を提案しています。現在は3分の1程度の患者さんが「モバ録」を使っていますが、順調に利用の輪が広がっているのは、普段から信頼関係を築いてきたからだと感じています。

私は、薬剤師の仕事は薬剤の説明だけではないと思います。カルテに記載された情報のほかに、薬剤師自身が患者さんから得た情報も活用できれば、より多面的な医療になると考えます。その意味で「モバ録」は、患者さんとの会話の糸口に使えますし、医師や薬剤師、患者さんのそれぞれの関係をスムーズにする“潤滑油”のようなツールだと感じます。

*登録している医師のみ

阿部憲介先生

当院では、多忙な医師をサポートするために、私を含めた2名の薬剤師が患者さんと医師との間に入り、コーディネーターのように活動しています。例えば、外来の待合では患者さんと雑談を交えて近況などをうかがい、伝えるべき情報が出てきた場合は診察時に医師へ伝達します。また、患者さんへの薬剤に関する説明は薬剤師が行い、必要があれば診察後に服薬指導室でさらに詳しく話すようにしています。「モバ録」は約1年前に導入しましたが、単に「モバ録」への登録を依頼するのではなく、輸注記録の大切さをまとめた説明文を添え、情報提供の一環として「モバ録」の使用を提案しています。現在は3分の1程度の患者さんが「モバ録」を使っていますが、順調に利用の輪が広がっているのは、普段から信頼関係を築いてきたからだと感じています。

私は、薬剤師の仕事は薬剤の説明だけではないと思います。カルテに記載された情報のほかに、薬剤師自身が患者さんから得た情報も活用できれば、より多面的な医療になると考えます。その意味で「モバ録」は、患者さんとの会話の糸口に使えますし、医師や薬剤師、患者さんのそれぞれの関係をスムーズにする“潤滑油”のようなツールだと感じます。

*登録している医師のみ

「モバ録」の登録方法や使い方はこちら「モバ録」の登録方法や使い方はこちら

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